コンピュータネットワークなどの通信環境を活用して、遠隔で行われる授業形態のことをオンライン教育と呼んでいます。インターネット環境やICT技術が発達したことによって、オンライン授業を実施する教育機関が増えてきています。21世紀型の新しい授業スタイルとして、これからも広がっていくものと考えられます。ところで、自宅に居ながら授業を受けられる形式として通信教育というものが従来からありました。両者の違いについて良く分からないという人もいるでしょう。オンライン授業の大きな特徴として、リアルタイムかつ双方向で授業が受けられるという点が挙げられます。「オンライン」という言葉には、通信を継続させながらという意味があるので、リアルタイムかつ双方向となります。通信教育とは異なり、映像と音声によって講師側の声と動作が生徒側にも良く伝わります。逆に、生徒側の声や様子も講師側に伝わるため、言っていることをちゃんと理解しているかなどがその場でわかるというメリットがあります。